弐号機(ホバル2)のつくりかた
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材料
- 掃除機のモーター3個
- 掃除機の動力を伝えるためのホース(洗濯機の排水ホースを使用)
- プラスチックケース(ここに風をいっぱいためてホースをとおって風が出て行きます)
- ガムテープ
- 自動車のタイヤの中のチューブ(今回は軽トラックのもの)を4本(このページの終わりに今回使ったチューブの商品名と思われるラベルの写真をつけました)
- ベニヤ板(厚さは1cmくらい)
- シリコンシーラント(日曜大工のものを扱っているお店で売ってます・柔らかいゴムのボンドのようなもの)
作り方
- 板にモーターを直接つけるための穴を前と後ろに1個ずつ個開けてそこにモーターを付ける。(これは主に浮かせるためのものです風の出る向きに注意・コードは電動ドリルなどで小さな穴を開けて、そこから出しましょう)
- プラスチックケースの側面にホースのための穴(ここから風が出ます)を箱の前と後ろに1個ずつ開け、底の部分にモーターの穴を開ける。ホース・モーターをケースに付けた後、ケースを裏返して(底の面が上になるようにして)板につける。
- 板にホースをつけるための穴を左右に1個ずつ開ける。(これは主に空気を出してホバークラフトを安定させるためのものです)
- それぞれのホースのケースに付けていないほうの先を板の左右の(安定用の)穴に付ける。
- タイヤのチューブを板の裏にモーターと空気が出てくるホースの穴をそれぞれちょうど囲むようにつける。(下のポイントの最初の部分参照)
- すべての部分をシリコンシーラントでふさぎ、さらにその上からガムテープでしっかりと補強する。
- スイッチオン!
ポイント
- タイヤのチューブの内側に穴を開けるとスイッチを入れたときに空気がチューブ内に溜まり、その後に空気がホバークラフトをなめらかに浮き上がらせます。これをやらないとホバークラフトがぶるぶると振動してしまい、うまく浮き上がりません。穴を開ける部分は空気入れの金具がある部分がお勧めです。(下の写真参照)
- 今回は板の左右の幅が足りなくてチューブがはみ出してしまったのでダンボールを板代わりに付けました。さらに板の余計な部分を切断して軽量化も図っています。(角が丸くしてあると走行中何かに引っかかるように当たってもショックが少なくてすみます)
- ケースを板につけるのは結構難しいです。
- いろんなところから空気が漏れてくるのでとにかくしっかりとふさぎましょう。
- 浮いているといってもチューブは少し床に擦っているのでざらざらした床ではすぐにとまってしまいます。
- 浮いていないときは何の支えも無しで乗るとモーターが床についてしまい、そのままでいるとモーターと板が外れやすくなってしまいます。支えを付けてからスイッチを入れましょう。
- 乗ったままスイッチを入れてうまく浮かないときはスイッチを入れたままホバークラフトを持ち上げてチューブにしっかりと空気をためてから乗ってください。
- 写真を見ればわかりますがこのままでは浮くだけで進みません。何か風を出すものを後ろに付けてください。扇風機や掃除機のモーターを付けてみましたが進みませんでした。もっと強いものがいいようです。
チューブのラベル(軽トラ用だったような気がします)
実際の写真を乗せました。参考にしてください。
で、これが人が乗ってるところです。どう?押さなきゃ走らないけど浮いてるよ。
←張ってある紙には「乗れる!ホバークラフト」って書いてあります。